国公立大学の受験を考えているみなさんへ、おすすめの参考書を。
なぜ京大なのか・・・
京大の過去問はそのほとんどが良問です。(中には悪問もありますが)
そして、テーマを持って出題されます。
なんといっても、京大の問題には誘導がありません。誘導とは、最終的な「解」にたどり着くまでに必要な考えを小問((1)、(2)・・・のような設問のこと)を与えることでその「解」に導いていくことをいいます。
数学の問題をたくさん解いていればわかることですが、実はこの誘導に助けられて問題を解答できていることがほとんどです。ですから、普段は誘導がついていて簡単に思える問題も、その問題の本質を捉えていなければ、誘導がなくなった途端に解くことができなくなります。解法の暗記だけではだめだということです。
京大は、解答までのプロセスをとても大事にする学校です。
そのプロセスは、絶対に思いつけないものではなく、与えられたテーマを理解することではっきりと出てきます。
京大だから難しい問題だらけなんじゃないかと思う方もいらっしゃるとは思いますが、むしろ京大だからこそ、数学の本質を捉える絶好のチャンスです。
この本には、問題別にABCのランクがついているので、ランクAの問題を完全制覇するだけでも数学力はかなりアップすると思いますし、国公立を目指す人ならば十分な演習になると思います。
文系の方も京大の文系数学というものがありますから、数学がある国公立大学を目指す人はぜひチャレンジして自分の数学力を磨いてみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿