今日は私のお勧めの参考書をひとつ。
中学受験に向かう小学生にぜひお勧めの書です。
中学受験の参考書といえば市販されているものでいうと、四谷大塚の予習シリーズぐらいでしょうか。日能研のシリーズも書店には置かれていますが、どれも本科テキスト(日能研の塾で実際に使われているテキスト)の内容とは程遠いものです。
予習シリーズはとてもいい教材ですが、自分で使うには少し難しい感じがするのと、少し内容に偏りがあるために、それだけ使ったとすれば、実際の受験では対応しきれない部分も出てくるような気がします。
プラウダスでも授業のベースとして4年生から6年生の夏前まで使用していますが、その時々で、いろいろ流行にあった問題など練習する機会を設けています。
中学受験の算数は毎年進化していますから、参考書を選ぶのが大変です。よく算数、数学は一冊の参考書をやりきれば大丈夫と言われてきています。私もそう思うところはありますが、毎年進化し続ける中学受験の算数と対抗するには、オーソドックスな問題から新傾向的な問題まで、結構幅広い分野を抑えなければなりません。
そうなるとどうも一冊だけに頼り切るのは怖い一面があります。状況に応じて2~3冊を潰すぐらいが丁度いいのではと考えています。
今日紹介する参考書は、東京出版の「ステップアップ演習」(2,000円)です。
模試にもよりますが、偏差値が60を超えてくる中学を目指す方には、ぜひ使いこなしていただきたい一品。
いわゆる、入試で落とせない問題ばかりを集めた問題集で、多少ハードな部分もありますが、分野別に10~20問前後集められていて、これだけをマスターすればいいんだという気持ちにさせてくれます。
この一冊をマスターして、そして入試問題で新傾向の問題を解く練習すれば、算数という不安定な科目で大ゴケすることは少ないんじゃないかと思っています。
2012年8月1日水曜日
2012年7月30日月曜日
ピーク!
今日はロンドンオリンピックが開幕してから3日目です。
イギリスのロンドンではメダルを懸けた真剣勝負が日夜繰り広げられています。
私は、スポーツが大好きなので、夏期講習で疲れていても少々睡眠時間を削って日本の選手を応援しています。
そこで、驚くのがオリンピックで悉くピークに持ってくる選手の姿です。
オリンピックはみなさんご存知のように4年に一度開催されるスポーツの祭典ですが、選手の目線からすれば4年に一度しかないメダルを取るチャンスになります。
4年に一度のチャンスに向けて4年間かけてしっかりとメダルを取る準備をし、尚且つ自分のベストな状態をぶつけなければ勝利は見えてきません。
2日目に女子48kg級のウェイトリフティングで銀メダルを獲得した三宅宏美という選手は、前回の北京オリンピックでは、メダルが期待されていましたが、本番に自分のピークを持ってくることができず、惜しくもメダルを獲得することができませんでした。しかし、ロンドンオンピックでは、自身の持つ日本記録を更新して見事に銀メダルを獲得することができました。まさに、前回大会の反省を生かすことができた瞬間でした。
自分の調子をピークに持ってくるというのはとても難しいことです。
いくら普段調子が良くても本番がダメだったら元も子もないわけで、大会本番で調子をピークに持ってくる選手の姿を見ていると、何か受験にも共通することがあるんじゃないかなと関心を持ってみています。
特に算数や数学は、できると豪語する人でさえ、その日の体調で思いついたりつかなかったり、好不調の激しい教科です。この激しさは、受験の結果に直結することもしばしばで、そこが数学の難しいところの一つでもあります。
受験をするといって、勉強(準備)をしない人はいません。やはり、受験で合格を勝ち取るためには、その試験の日をベストな状態で迎えることが大切です。
それができるようになるためには、模試などを練習と思わず、本番と同じ緊張感を持って臨んで自分の<調子>を知ることがまず第一歩になります。
折角の4年に一度の機会ですから、日本の選手に限らず、いろいろな選手のピークを見て、参考にしてみてはいかがでしょうか?
イギリスのロンドンではメダルを懸けた真剣勝負が日夜繰り広げられています。
私は、スポーツが大好きなので、夏期講習で疲れていても少々睡眠時間を削って日本の選手を応援しています。
そこで、驚くのがオリンピックで悉くピークに持ってくる選手の姿です。
オリンピックはみなさんご存知のように4年に一度開催されるスポーツの祭典ですが、選手の目線からすれば4年に一度しかないメダルを取るチャンスになります。
4年に一度のチャンスに向けて4年間かけてしっかりとメダルを取る準備をし、尚且つ自分のベストな状態をぶつけなければ勝利は見えてきません。
2日目に女子48kg級のウェイトリフティングで銀メダルを獲得した三宅宏美という選手は、前回の北京オリンピックでは、メダルが期待されていましたが、本番に自分のピークを持ってくることができず、惜しくもメダルを獲得することができませんでした。しかし、ロンドンオンピックでは、自身の持つ日本記録を更新して見事に銀メダルを獲得することができました。まさに、前回大会の反省を生かすことができた瞬間でした。
自分の調子をピークに持ってくるというのはとても難しいことです。
いくら普段調子が良くても本番がダメだったら元も子もないわけで、大会本番で調子をピークに持ってくる選手の姿を見ていると、何か受験にも共通することがあるんじゃないかなと関心を持ってみています。
特に算数や数学は、できると豪語する人でさえ、その日の体調で思いついたりつかなかったり、好不調の激しい教科です。この激しさは、受験の結果に直結することもしばしばで、そこが数学の難しいところの一つでもあります。
受験をするといって、勉強(準備)をしない人はいません。やはり、受験で合格を勝ち取るためには、その試験の日をベストな状態で迎えることが大切です。
それができるようになるためには、模試などを練習と思わず、本番と同じ緊張感を持って臨んで自分の<調子>を知ることがまず第一歩になります。
折角の4年に一度の機会ですから、日本の選手に限らず、いろいろな選手のピークを見て、参考にしてみてはいかがでしょうか?
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